間もなく6.5号機が登場します。
6号機は当初から不満・問題があり今までも緩やかなペースで改善を続けています。但し今回の改善(6.5号機)はメーカー・ホール・ユーザーと全ての人が期待を寄せています。
という事で6.5号機登場を前に6号機は今までにどんな変更があったのか、再度確認してみたいと思います。
6号機
まず6号機の基本的な部分です。
こちらに解説があります。
基本的な考えとして5号機→6号機となった時点で出玉性能が大きく落とされています。
又6号機になってから試験項目が追加されるなどして時間当たりの獲得可能な差枚数にも制限がかかっています。
これは法律に明記されている部分で組合等がもっと遊べる仕様にしようと思っても簡単に手をつけられない部分です。ざっくり言うと7号機登場を待つ事になると思います。但し7号機になれば出玉率が改善されるという保証は全くありませんし、寧ろさらに厳しくなる可能性だってあります。
という事でまず、法律とは関係無い部分でのゲーム性の改善(内規)が進んで行きます。
6.1号機
6.1号機になって改善された項目は低ベース化、レバーやボタンによる演出の緩和(0G連演出等)、ビデオリール演出の緩和です。
演出面の緩和はともかくベースを低下しやすくなった事は大きいです。
長い間の高ベース機になれていた部分もあるので低ベースはきついと感じてしまいますが、沢山出そうと思うなら沢山吸い込まなければ無理な事は当然な話です。
6.2号機
有利区間が最大1500Gから3000Gになりました。
仕組み上有利区間を使って通常時を遊びいざ出そうと思ったら有利区間が残っていないという悲劇を回避しやすくなります。
3000Gあればボーナス中も低純増でもゲーム性を演出しやすくなります。有利区間1500Gの場合良くも悪くも高純増機でゲー性が大味な機種が多くなってしまいます。
6.3号機
規準としては存在するのですが、まだ市場に登場していません。
理由は間もなく登場予定のスマスロを想定した基準だからです。特徴は有利区間の上限を撤廃している事にあります。
6.4号機
何機種かはこの仕様を採用した機械が既に登場していますが、有利区間ランプの点灯義務がありません(出玉性能は6.2号機と変わりません)
有利区間ランプの点灯・消灯を根拠にうまく立ち回っていた人にとっては厳しいかもしれません。
ただし、総合的に考えれば誰でも遊びやすい機械を作るには良い判断なのではと思っています。
6.5号機
そして間もなく6.5号機が登場します。
6.5号機では有利区間がさらに伸び4000Gになります。(スマスロでは上限無し)
さらにとかく話題になってしまう2400枚でオールリセットされる仕組みですが、これまでのMY2400枚(一撃獲得枚数)から差枚数方式に変更されます(一連の有利区間の中での打ち込み分が考慮されます=例えば1000枚突っ込んだ後からなら3400枚獲得可能。但し有利区間がリセットされていない事が条件)
早速この6.5号機仕様の台が何機種か販売予定にあります。
今の所開発期間を考えると完全に6.5号機仕様で一から作り上げた機械の可能性は低いと思いますが、それでも皆が期待する6.5号機としての性能を出せるか気になります。
改善はさらに続きます。
組合の発言として3600枚に自主規制するとの発言があります。
最初は勘違いをしていて差枚数方式だけれど3600枚以上出ないように自主規制するのかと思ったのですが、そういう意味では無いようです。
ここではレバーON1回での期待値を3600枚以内にするという意味です。
これは凄い数値で5号機でもレバーON1回での期待値は3000枚以内としています。
神様的な一撃特化性能が輝く機械が登場する可能性もあります。
ま~6号機は法律的に出玉性能を落とされているので単純に5号機の性能を凌駕しているとは思いませんが、今までのどうしようもない状態から一歩抜け出した機械に期待出来る仕組みです。
覇権を取るスロットはいつ現れるのでしょうか?