日電協は6月11日、都内丸の内のパレスホテル東京で第41回目となる通常総会を開催し、役員改選で兼次民喜理事長の再選を決議した。また、小林友也筆頭副理事長、片田富穂副理事長は再任、新たな副理事長として吉国純生氏が選出された。
ということでメインの議題は日電協の役員改選なのですが、その中で有利区間1,500ゲーム制限が撤廃されたパチスロ機の市場導入時期について答えています。(いわゆる6.2号機です)
この小数点以下の呼び方については明確に決まっている呼び名では無いようですが、低ベース機を6.1号機。そして有利区間を3000ゲームに伸ばす事が出来る機械を6.2号機とするようです。他にもビデオリール機がOKだとか細かな違いはありますが、大雑把に定義するとこうなります。
そして、6.2号機の保通協持ち込みは5月20日に開始していて、順調に試験を通ったとすると市場に導入出来るのが秋ごろになるとしています。
もちろん有利区間を3000ゲームに伸ばす事が出来れば低純増でも完走(一撃で2400枚獲得)を意識した機械造りが出来たりゲーム性の幅は拡がると思いますが、もっと根本的な所に問題があるような気がします。
例えば6.1号機では低ベースの機械が作れるようになったのですが、最近そこそこヒットヒットした機械のバイオ7は6号機仕様の高ベース機だったりします。
メーカーは高ベース機の作り方に慣れてきている。ユーザーもベース50Gの機械に慣れた頃にベース40G以下の高ベース機で出玉性能が高いからという理由だけで飛びついたりしないと思います。
そして、開発が進んでいるメダルレス遊技機にも触れています。
メダルレスは現在の社会環境を鑑みて優位性はあると思いますが、もう一点推進されている事項の出玉情報をセンター管理するので不正に強い的な発言は少し心配に思います。
一面では出玉情報を集中管理する事で不正を検知して対応出来るとは思いますが、痕跡が残らない形で不正が行われた時に発見・対応が遅れ、パッキー・パニー不正の比じゃない莫大な損害が出る可能性があります。当時は業界もまだ景気が良かったので業界もホールも耐える事が出来たと思いますが、今そんな事が起きたら耐え切れないと思います。
ま~メダルレス導入でCR機導入の時のようにさらなる緩和を業界としては狙っているのだと思いますが、何かやばい事になりそうで、心配に思います。
※今まで業界ニュース的な話題は「すろ・ぱちニュース」
でまとめていましたが、これからは「スロカレ」でまとめようと思います。
というのもすろ・ぱちニュースは更新頻度は少なくアクセス数も少ないので分けて更新する意味が無い気がしてきたから…
ただ、定期更新している記事があったり、少ないながらもアクセス数のある記事もあるので一気に入れ替えるのでは無く徐々に変更したいと思います。